断じて許せない医師の登場

四か月間休みを取っていた職場に
来月から復帰できる旨を上司に報告すると同時に、
同僚にも報告をしたところ、
皆それぞれに喜びを伝えてくれました。

下咽頭がんの内視鏡ESD手術に関しては、
がん以外の一般的な手術から見ればそれほど
簡単なものではありませんが妻と義理の母
以外の身内と会社の上司・同僚には、
この後一~二か月以内に十日位休みを取って
簡単な手術を行い治療が完結すると話しました。


食道がんの朗報から二週間後に
頭頚科医師の初めての診察があり、
前々から食道がんの主治医からは
「頭頸科の最初の診察後一か月程で手術になる」
との話を聞いていたと伝えました。

するといきなり
「ESD手術までは3~4か月待つことになる、
現に4か月待っている人がおり、
それ以上早く手術をしたいのであれば、
ここではできないので他の病院を探すように」
と言われ呆然としてしましました。

「ほかの病院を探すなどという事は、
路頭に迷うのと同じでとても今の自分にはできない。」
と思いながらも気を取り直して、
首や鎖骨の周りの違和感は2年前からのものであり、
下咽頭がんの方が食道がんより先だった
思いがあることを訴え、できるだけ早い時期での
手術をお願いしたい旨を伝え、その場を去りました。


医師の態度としてとても容認できない、
どうしても書き留めて置かなければならない
出来事がこの後に待ち受けていました。

国立がんセンターで下咽頭がんの手術を行う
前段階としての診察が有り、
スケジュールとしては10:30麻酔科(R.S医師)、
11:00頭頚科(K医師)で、当日行って分かった
15:00超音波の予約診察が入っていました。

10:30予約の麻酔科の診察が
予約時間を1時間過ぎても呼ばれないので
「ずいぶん待たせるね。」 と妻と話していたところ、
その前に呼ばれた人が診察が終わって出てきたので
次に呼ばれるかと思っていたら、
誰も呼ばないまま20分ぐらい経過しました。

待たされている者としては、その空白時間が勿体なく感じ、
次の頭頚科を 先に診察して貰いたいと思い、
受付にその旨を伝えました。

すると10分位して、医師らしき人
(後でR.S医師とわかる)が待合に出てきて、
「15:00予約の超音波だが直ぐ行って
受診するように」との指示を受けました。

そそくさと妻と二人で超音波の受付へ行くと
「そのような事は聞いていないし、
今は患者さんで一杯なので、
ここに来るよう指示した人に確認するから
しばらくここで待つように」と言われ、
いわゆるたらい回し状態に遇いました。

超音波の受付でもかなり待たされてから
元の受付に戻され、 またも暫く待たされました。

結局、頭頚科のK医師に先に呼ばれ
午後1時以降で超音波を受けてから
麻酔科・頭頚科の診察になるとの指示が出され、
昼食後超音波を受けてからの診察となりました。

超音波診察後、外来で待っていると3時近くに、
麻酔科R.S医師に呼ばれる。
午前中の私の行動を、待たされたことへのクレームと
捉えているのか、 R.S医師の態度が非常に悪い印象。

超音波診察で行き違いが有った事に関して、
謝ろうという様子は 全く無く、終始私の方を向かずに、
事務的に話を一方的に進めて いました。

過去の喫煙により肺気腫を起こしていると断定し、
リスクであるとしまた放射線治療による
肺の線維化が今は起きていないがこの後、
必ずやってくるとも断定しました。

患者に恐怖心を抱かせ、なかば脅しとも取れる
表現で話していたと感じました。

また、患者に恐怖心を抱かせ、自分が医師である事の
優位性を保とうとするかのように振舞っていたと
私は感じました。

妻は仕事の関係で昼食後帰宅しましたが、
午前中からの流れでR・S医師に対し妻も非常に
憤慨しておりましたが、
絶対に言い争うような事は止めてほしいと、
妻から念を押されていましたので、
我慢して診察を受けていました。

その間、S医師が私の方を振り向いたのは
私が一度だけ質問した時のみです。

その質問は、超音波の結果がどうであったか
と言う事だったのですが、
あれだけすったもんだした事象にも拘らず、
私が質問しなければ R・S医師からの報告は
無かったと思いました。

診察が何時に終了したのかも、
はっきり解らないまま診察室を後にしました。

このような態度の医師の診察を
受けたのは生まれて初めてですし、
このような医師からの治療は絶対に受けたくないと、
強く思いました。

医師が患者にストレスを持ち帰らせるようなことは、
断じてあってはいけないと思いますし、
ましてやがん患者には尚更だと思います。

このような医師の態度を許す事は絶対にできません!