この年の経過観察の2回目となる
8月末の検査で、
5回目のがん発症となる
食道がんが見つかりました。
今回もステージ0で
内視鏡で切除することになりました。
場所は食道狭窄が起きているところを
通り越した直ぐのところで
難易度の高い手術になるとのお話でした。
また、手術用の内視鏡は普段の検査のものより
大きいので食道狭窄をバルーンで拡げてから
手術を行うと付け加えられておりました。
手術は非常に難しいと繰り返しお話していましたので、
前回の事が有るので主治医自らの執刀を
くれぐれもお願いしました。
診察でのお話の最後の方になって主治医から、
今までの7年間で一度もお聞きしたことが無かった
「場合によっては、追加治療で食道の全摘もあり得る」
という趣旨の言葉を頂き相当な恐怖感を持ちました。
これは、食道を拡張しながらの手術で
病変を少しでも残してしまった場合を
想定してのお話だったと思います。
1カ月後、
前日にコロナの高原検査を行っての
入院・手術となりました。
手術はお願いの甲斐が有って
主治医の執刀で行われ、
かなり難しかったとのお話を頂きましたが、
回復は順調で今までの入院では一番短い
5日間で退院しました。