2016年を振返って


そろそろ年末も近づいて来ましたので、
今年一年を振り返って見ようと思います。

転移・再発に対する恐怖心が
常に頭の片隅奥に存在していて、
身体の何処かに何らかの違和感が出ると
必ず頭を擡げてきていました。

歯茎が腫れてしばらく様子を見ても
中々腫れが引かなかったり、
喉周辺や鎖骨周辺に違和感が出てしばらく様子を見ても
収まらなかったりすると、
たちまち頭を擡げてきましたが、
4か月毎にあるがん研での経過観察を問題なくクリア
していましたので、その都度安堵をしていました。

そんな中、5月の中旬から下旬にかけて
帯状疱疹を発症して8日間入院しましたが、
同じ時期に喉からの出血が起き、
転移・再発の兆候ではないかと
非常に心配になりました。

帯状疱疹は徐々に快方に向いましたが、
喉からの出血はその後一カ月に一回の割で8月まで
4カ月間続いたので相当に怖い思いをしました。

10月の国立がんセンターでの1年に一回の
定期観察で主治医から、CTは全体的に問題ないので
喉の出血に関しては大丈夫だという
お墨付きを頂きやっと安心しました。

同じ10月に行われたがん研での定期観察でも
頭頚科の担当医師から特に異常は見つからないので
大丈夫だろうとの見解を頂き
ここでもまた安心しました。

不安と安心を繰り返しながらですが、
最後の治療からやっと二年が過ぎようとしております。


5年間の経過観察を終えるまでは、
まだまだこの先三年余りの長い道のりを
経なければなりませんが、
常に前を向いて生活を送って行こうと思っております。