退院してからも、下痢と腹痛が続いたので
以前処方をして頂いて 残っていた整腸剤をを
暫く飲み続ける事にしました。
整腸剤の効果か一週間もすると下痢から軟便に変わり
腹痛は無くなりました。
食道ESDの手術跡が落ち着いてきたこの頃から、
下咽頭の手術跡に引きつりを感じるようになり、
午前中だけですが、
黄緑色の痰が少量出るようになりました。
痰とは関係ないと思いますが同じ時期から、
また肩甲骨周辺に痺れを感じ始めました。
一ヵ月おきに手術が行われた結果、
すっかり運動不足になってしまい ちょっとした事が
原因のギックリ腰が頻繁に起こり、その都度
行きつけの中国バリに通い治療をしていました。
食道ESD手術後一か月目の診察が有り、
今回は全て取り除かれており異常なしとの言葉を
主治医から頂き、三か月後に内視鏡と喉周辺の
超音波検査を定期観察として行う事になりました。
一通りの治療が終わったので、
最初の食道がんで 抗がん剤・放射線治療をして頂いた
国立がんセンターの主治医にその旨を
電話で報告しました結果、国立がんセンターでも
定期観察をして頂く事になりました。
「検査内容が重複しないように」との事で、
がんセンターでは血液検査とCTによる検査を
行う事になり、報告した翌月に検査診察が行われ
両検査とも異常はありませんでした。
下咽頭ESD・食道ESDの次の経過観察までの間、
喉周辺や鎖骨周辺に度々違和感が現れ
二週間前後で消えるという症状を繰り返し、
また背中の痺れも断続的にあり その都度
「再発・転移」に対する恐怖感を覚えました。
国立 がんセンターでの主治医の診察時に
これらの症状を話ししましたが全く
問題視されませんでしたので自分の気持ちの中で、
暫く様子を見る事にしました。
食道ESDから四か月目となる経過観察の
内視鏡と超音波の検査が行われ内視鏡検査で
またも生検を受け、
結果の診察まで相当な不安感に襲われました。
二週間後の検査結果を受けた主治医の診察で、
超音波検査は問題なかったが、
生検した個所は悪性でもなく良性でもない
「グレーゾーン」なので
今後様子を見て行くと言う事になりました。